TOP MESSAGE

トップメッセージ

今までもこれからも、事業を通して
故郷(ふるさと)富山に貢献していく

次の100年に向かって

モビリティサービスの時代

トヨタモビリティ富山を含む「品川グループ」は今年創業105周年目を迎えました。昨今の自動車業界は100年に一度の大変革期と言われています。前回の東京モーターショーでは、未来のモビリティ社会の姿が自動車メーカー各々より発信されました。CASE革命と言われる、コネクティッド技術(Connected)、自動運転技術(Autonomous)、カーシェアリング(Sharing)、電動化技術(Electricity)の未来が具体的に提示され、いよいよ現実のものとなって参りました。

また2020年に、北陸初の水素ステーションも富山市にオープンしました。新型MIRAIも発売されており、地球環境に優しい究極のクリーンエネルギーである水素を活用した、水素社会の実現が富山でも期待されています。

次の100年に向かって
次の100年に向かって

更にMaaS(Mobility as a Service )と呼ばれる、モビリティに関する新しい技術やサービスを包括する市場への対応も進みます。品川グループでも2019年より、トヨタのカーシェアリング「トヨタシェア」と、無人レンタカーサービス「チョクのり」を開始しました。2021年3月からはトヨタのMaaSアプリ「my route」の富山市内普及拡大を、富山my route推進協議会の幹事会社として進めており、2022年下期からは富山県全域への拡大を見据えています。

次の100年に向かって

そのような状況下、品川グループ各社は次の100年に向けた持続的な成長を図るため、品川グループ本社を核とした一層の協業化・集約化の推進、人事制度改革、働き方改革、健康経営、社内IoT化の推進、デジタルマーケティングの推進などに取り組み、お客様の期待を超えて、感動から感謝、紹介につながる「B to F 戦略(Business to Fan 戦略)」を今年も推進して参ります。

またSDGsにも、品川グループとして本格的に取り組みを開始します。環境認証「エコアクション 21」のグループ全社での取得、健康経営の推進、富山市・高岡市との防災協定の締結、グリーンキャンペーンによる植樹活動、交通遺児を励ます募金、献血、特別支援学校へのベルマーク寄贈等の各種社会貢献への取り組みを、今後ともしっかりと継続して参ります。

次の100年に向かって
次の100年に向かって

トリプルウィン経営

私たち品川グループの使命は、近江商人の「三方よし」という言葉にもある通り、「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「トリプルウィン」経営を実現することです。そして経営理念である「すべての人々の幸せと発展のために」、事業を継続・発展させていくことです。

今後ともグループを挙げて、縁ある人々の幸せと、地域社会の発展のために貢献し、そして創業以来の自動車および自動車関連事業、すなわちモビリティサービスを通じて、「すべての人々の幸せと発展に寄与する」という経営理念に基づき、お客様に満足を提供し(CS)、社員にとって働きがいのある(ES)、地域社会・業界・お取引先からから必要とされる(CSR)、企業グループを目指していきたいと思います。

次の100年に向かって

また社是の精神に基づいて「行動指針」として提示させていただいている、創業以来大切にしてきた価値観である「チームワーク、誠実、貢献、感謝、規律、成長、ポジティブ、チャレンジ、改善、リーダーシップ」の10項目を、今後とも私たちの日々の活動の指針として、意識していきたいと思います。

「不易流行(ふえきりゅうこう)」という言葉がありますが、私なりに解釈すると、「大切にしてきたことを守るために、時代に合わせて変えていく」ことだと思います。これまで100年間、自動車事業をふるさと富山で展開して参りましたが、モビリティの利便性、経済性を安心安全な形で提供するという、創業以来の理念をDNAとして継続させながら、これからはCASE革命など様々な新技術も加えた上で、これまで以上に地域のみなさまのお役に立てる商品・サービスを提供していきたいと考えていますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

株式会社品川グループ本社
代表取締役社長 品川祐一郎

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